飼っているフクロモモンガが威嚇の声を出すようになった人はいますか?
それは、痛みに必死に耐えている鳴き声なのかもしれません‥。
つまり、自分の尻尾を何らかの原因で、噛んでしまっている可能性があります。
この記事に辿り着いた人は、おそらく同じ悩みをお持ちかと思いますので、先代のフクモモ【自咬症でした】で経験したことからお話をしていきます。
今回は、
今回の記事では、痛々しい画像や言葉が含まれていますので、
その点だけご了承いただけると幸いです。
フクロモモンガの『自傷行為』の見極め方は?
フクロモモンガは、日頃からグルーミングと言って体を舐める行動をします。
私の経験からすると、体を噛んでいる様子は、ぱっと見はグルーミングをしている様にも見えます。
では、その違いや見極め方をお伝えします。
自傷行為と毛繕いの違い
- グルーミング→『ぷくぷく』
- 自傷行為→『ジコジコ』
このように考えてもらえると分かりやすいです。
飼っている人ならわかると思いますが、オヤツをあげると『ぷくぷく』と言っている事がありますよね?
ぷくぷくは嬉しい時の声になります。
寝床から『ジコジコ』聞こえる
原因はハッキリしていませんが、自咬症は寝床のポーチで発症する頻度が高いです。
うちの子は、電気を消している夜に鳴く事が多かったです。
頻繁に『ジコジコ』と聞こえてきたら、疑った方がいいでしょう。
体に出血痕や剥げている部分がないか確認する
グルーミングは舐めるので、体が湿っぽくなります。
しかし、体を噛んでしまっている場合は、最悪の場合、出血をしている可能性が高いです。
さらに、周囲の毛が抜け落ちている事も多いので確認が必要です。
体を確認する際は、噛んだ場所が痛かったり、そもそも機嫌が悪いことが多いので保護具を手につけてからをお勧めします。
何故なら、その時は怪我する勢いで噛みついてくる事があります。
様子がおかしくなる
普段から、飼っている子の様子を見ている人はわかると思います。
うちのココアも同じく悩んでいましたが、朝の様子からグッタリとしている様子でした。
フクロモモンガが尻尾を噛んでしまう原因は?
ここまでは、フクロモモンガの毛繕いとの見分け方についてお話をしました。
次に、なぜ噛んでしまうのかを簡単にご説明いたしますね〜!
自傷行為で悩む人は一割ほど
フクロモモンガを飼育している人で、自咬症に悩む人はおよそ一割くらいと言われています。
原因が特定できない病気ですので、一割でも多く感じてしまいます。
ストレスが原因で噛む
他の記事でも度々話があがっていますが、フクロモモンガはとっても敏感な生き物の様です。
例えば、湿度や室温の変化にも大きなストレスを感じますし、人間の様に寂しさからストレスを溜め込んでしまう事もあるそうです。
暇だから噛む
これは、私もビックリしました。
言うならば、人間が爪を噛んだりするのと似ているなと思いました。
あなたのケージには、フクロモモンガが野生の様に遊び回れる遊具はありますか?
登り木や回し車など、フクロモモンガが暇にならない様な遊具があると、この理由では噛むことがなくなる気がしますね!
中にはグルーミングから噛んでしまう事もある
神経質な子に多いそうですが、自分の体が気になりすぎて、舐めることから噛むことに進展してしまう場合があるみたいです。
うちのココアの場合は、急に噛むようになってしまったと思っていましたが、調べていくにつれて私の触れ合い方や環境に問題があったんだと痛感いたしました‥。
皆様には、そうならずにしっかりと早期対策をしていただきたい限りです‥。
こちらはココアの尻尾になります。
本当に痛々しく、辛いです‥。
尻尾が痒いから噛む
尻尾を噛むようになった理由の一つに、尻尾が炎症等で痒くて噛んでしまう事もあるそうです。
ただ、噛んでしまった後だと分からなくなるため、少し前の行動を思い出してみましょう。
尻尾を舐めたり気にしたりする様子はありませんでしたか?
埃などのアレルギー炎症で気になって噛む
フクロモモンガは、ケージの中が清潔でない場合、体に炎症を起こしやすいそうです。
耳がかさついたりもして、そこから噛み出すこともあるんだとか。
ケージの中を、定期的に洗ってあげましょう。
フクロモモンガが尻尾を噛んでいるのを発見したら?
噛んでいることが発覚したら早急に対応しなければいけません。
では、どのような対応が必要なのでしょうか?
【大優先に!】傷口を保護→獣医に見せる
まず、尻尾を噛んでいる場合は獣医さんに見せにいきましょう。
これは絶対です。
傷口はそのままにすると、細菌等により悪化し、最悪の場合は壊死してしまいます。
ストレスを発散してあげる
噛んでしまう要因にはストレスが関わっている事がありますね。
単頭飼いの人は、ケージの中だけで無く、部屋の中を散歩させてあげたりしましょう。
しっかりとコミュニケーションを取ることで、自身の体への興味を逸らしてあげることが大事です。
主な方法として、かやんぽや回し車を使った遊びが一般的です。
これだけでは1人の時に噛んでしまうので、次に勧める方法を併用しましょう!
カラーをつける
こちらは手作りのカラーになります。
どうしても、ポーチに入って丸まった時に、尻尾を噛んでしまったので、物理的に噛めないようにしました。
ポイントは首だけを囲うのではなく、前足を片方出してあげるとご飯を食べやすそうでした。
尻尾の場合は布でカバーをする
ココアの場合は、尻尾を噛んでしまうので、こういった布で覆うことで噛めなくしました。
このやり方をしてからは、直接噛めないので悪化はしませんでしたが、直接的な解決にはつながりませんでした‥。
私自身も未だに悩んでいますが、やはり構ってあげるしかないように思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、フクロモモンガの自傷行為についてお話ししました。
記事のおさらい!
毛繕いとの見分け方は?
- 鳴き声で判断
- 体に外傷がないかを確認
- 寝床から『ジコジコ』聞こえる
フクロモモンガが噛んでしまう原因は?
- ストレス
- 暇だから噛む
- グルーミングから噛みだしてしまう
- 気になるから噛む
フクロモモンガが噛んでいるのを発見したら?
- ストレス発散をさせる
- カラーを装着する
- 布で覆って噛めなくする
簡単ですが参考になればうれしいです。
【当ブログを見て下さった皆様へ】
フクロモモンガのことを知りたいけど、どこに知りたい情報があるか分からないって人もいるかと思います。
そんな時は、質問形式で見るものを選ぶ事ができる記事があるモン!
記事は都度更新されているモン!
見たい記事が探しにくいと感じたらココを見てくれるといいモン!
コメント