フクモモの可愛い赤ちゃんが欲しい人が多いと思います。
幼い顔立ちと小さな体に癒されること間違いなしだよね!
フクロモモンガを繁殖させたいと望む人は多いと思いますが、どうすればいいのか分かりませんよね。
繁殖のためにはペアリングも成功させなくてはならず、ますます悩みどころです。
この記事では、2022年にミンちゃんの出産を経験した私が、
- フクモモの繁殖出来る年齢
- フクモモの繁殖(ペアリング)方法
- フクロモモンガの妊娠時のケアについて
わたし頑張ったモン!
もっとご褒美欲しいモン!
フクロモモンガはいつから大人なの?
フクロモモンガは生後○○から大人になる!
フクロモモンガの成熟は思ったよりも早いです。
- オスは成熟までに1年ほどかかる
- メスは8か月~から大人
フクロモモンガは、メスのほうがオスよりも早く大人の仲間入りだモン!
体重を見ると大人になったかの判別がしやすい
フクロモモンガの成熟する頃には、体重も生まれたときよりも増えている事でしょう。
平均値で言うと、大人の体重は、
- オスの場合は、115グラム~
- メスの場合は、95グラム~
うちのプンちゃんは、このくらいなので、大きさが想像つくと思います。
まだまだ赤ちゃんだモン‥。
フクロモモンガの繁殖可能な年齢は?
繁殖可能になっても、いつまでも繁殖できるわけではありません。
フクロモモンガの発情周期は29日
発情周期とは、メスのフクロモモンガが交尾を受け入れる時期の事です。
つまり、29日周期で交尾を可能とします。
妊娠期間は12日前後
12日で出産をすると知って私も驚きました。
つまり、繁殖をさせてから産まれるまでの期間はとても短いと言うことになりますね。
赤ちゃんが産まれた後の食事の与え方についてはこちらを参考にしてみてくださいね〜!
体の負担も考えて繁殖をコントロールする必要があります
出産するには、かなりの体力を使いますので年齢を考慮した繁殖が必要です。
出産は年に一度までにするのがベスト
年に2度も出産をするのは、体のことを思うとやめておいたほうが良いです。
出産後は、1年ほどゆっくりさせてあげましょう。
繁殖自体は年中できる
野生のフクロモモンガ→季節によって繁殖は左右される
飼育下のフクロモモンガ→季節によって繁殖を左右されない
飼育されている場合は、生活温度や環境が変化しないので繁殖が出来るようです!
フクロモモンガの繁殖時期の見極め方は?
フクロモモンガが繁殖を可能になったとき、その兆候を事前に見極める方法があります。
オスは頭や胸の毛が禿げる
オスには、臭いを発生させる臭腺と呼ばれるものがあります。
臭腺は、頭と胸にあります。
禿げる理由は、
- オスは頭をメスの体に擦り付けるため、毛が薄くなる
- メスは、オスの胸を舐めてパートナーに認める
このような行動を繰り返すことで、頭や胸が禿げます。
うちのゲンちゃんも、おでこが少し剥げてきました…。笑
臭腺の臭いに悩む人はこちらの記事もどうぞ!
メスも禿げるが、例外もある
メスの場合も、オスに胸付近を擦りつけられて、毛が薄くなっていることもあります。
ただし、メスの禿げは『栄養不足』である可能性もあるそうです。
オスと違って、白い部分が禿げますが、ますが、食生活を見直したり、寝ている時に起こさないよう工夫したら改善しました。
フクロモモンガの繁殖は難しい!
フクロモモンガの繁殖は、生まれる前と後のフォローも合わせて難しいと言われています。
ここからは飼育下においての繁殖方法についてお話しします。
繁殖させるペアの相性チェック
フクロモモンガは非常に縄張り意識が強く、それにより慣れない相手や初対面の相手に敵対する事があります。
これが、フクロモモンガの繁殖(ペアリング)が難しい原因の一つです。
皆さんのペアは問題ないでしょうか?
もともと同じケージで飼っているペアならば、繁殖の可能性はあでしょう。
- お互いの匂いを覚えさせる
- 赤ちゃんのうちに一緒にしてしまう
- 発情期に合わせる
この様な工夫をすることで、いきなり会わせるよりも成功率は上がります。
ちなみにうちの場合は、赤ちゃんのうちにペアリングを成功させました。
顔合わせが成功したら、ペアリング成功
お互いの事を受け入れてくれれば、繁殖は行えます。
私はゲンちゃんが大好きモン!
て、照れるモン‥。
ケージ内でスリスリしていると可能性が高い
フクロモモンガの繁殖は、お互いの体を擦り合わせ、マウンティングしていきます。
オスのモモンガの頭が禿げる理由に、擦り付ける行為が原因の一つです。
もし、飼ってるモモンガの頭が禿げてきたら擦っている可能性がありますよ〜!
マウンティングの後に共寝する
ケージの落ち着く所に、一緒に寝るようです。
その後、赤ちゃんができた場合は、お母さんの袋の中に入ってしまうので、ある程度大きくなってからでなければ確認が難しいでしょう。
仲良くなると、このように可愛らしい姿が見れますよ~!
フクロモモンガの交尾の時間は長い!
フクロモモンガの交尾はとっても長いです。
うちの子たちは、1時間半以上でした。
親子や兄弟での近親交配は避ける!
複数で飼育をしていると、親子同士で子を産んでしまうケースがあります。
生まれてくる子が、奇形児や病弱の可能性が高くなってしまうので避けましょう。
私は去勢のリスクを考えてわけて飼育する予定です。
フクロモモンガの繫殖時はストレスがダメ!
過度に触れ合うとストレスの原因になるかもしれません。
フクロモモンガの妊娠は確認できない
フクロモモンガの妊娠期間は短く、すぐに育児嚢に入ってしまうので確認することは難しいです。
袋の中には3つのおっぱいがあるので、生まれてすぐに入ります。
ミンちゃんは大きくなってようやく足が見え始めました。
フクロモモンガの求愛(妊娠)の鳴き声を叱らない
フクロモモンガは、求愛する時に子犬みたいな「アンアン」という鳴き声を発します。(寂しい時も言うので分かりづらいです‥。)
中には、知らずして叱ってしまう事で、繁殖の妨げになります。
フクロモモンガの鳴き声の意味をもっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
動物性たんぱく質を与える
仲の良いペアであっても、共寝に繋がらない場合があります。
その場合は、『動物性たんぱく質』を多くあげると良いと言われています。
動物性たんぱく質と言えば、
- ミルワーム
- コオロギ
- ササミ(オヤツでもあります)
このあたりが手に入りやすいかと思いますので、ぜひ与えてみましょう。
ちなみに、私のうちの子は、昆虫系は一切食べてくれませんでした…。
もし食べてくれなかったら、ボイルしたササミがおすすめです。
また、食生活に気を使っても、繁殖が上手くいかないペアもいます!
うまくいかない場合は、思い切ってペアを変更することも視野に入れないといけないそうです。
フクロモモンガの妊娠後のケアについて!
最後にフクロモモンガが妊娠した時のお話です。
フクロモモンガのメスの体調を一番に考える
まず優先するべきは、メスの体調管理です。
オスメスの様子をしっかりと確認して対応しましょう。
オスとケージを分けることも考える
野生のフクロモモンガは、オスメスで育児をします。
しかし、飼育環境では同じわけにはいきません。
オスと同じケージにいると、
- 妊娠中の求愛
- お腹への刺激(赤ちゃんの負担)
などからストレスが増える場合があります。
中には子食いのリスクもあります。
オスメスの様子をしっかりと確認して対応しましょう。
食生活も大切
動物性タンパク質は妊娠前にも、効果的ですが、妊娠後も大切です。
栄養を蓄えようとするため、タンパク質を普段よりも多く与えてあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は繁殖のお話でした~。
思っていたよりも早く繁殖ができるんだね!
記事のおさらい!
フクロモモンガの繁殖は、
- オスは生後12か月くらいから出来る
- メスは早ければ生後8か月くらいから出来る
フクロモモンガの繁殖出来る年齢は、
- メスの年齢でいうと、3~4歳までにする
フクロモモンガの繁殖を見極めるには、
- お互いの体を擦りあっているかを確認する
フクロモモンガの繁殖法は、
- しっかりと相性を見る
- 動物性たんぱく質で共寝をしやすくさせてあげる
フクロモモンガの繫殖時の注意点は、
- プロポーズの声の『キャンキャン』を叱らず見守る
- 栄養のある食事を心がける
参考になれば嬉しいです。
【当ブログを見て下さった皆様へ】
フクロモモンガのことを知りたいけど、どこに知りたい情報があるか分からないって人もいるかと思います。
そんな時は、質問形式で見るものを選ぶ事ができる記事があるモン!
記事は都度更新されているモン!
見たい記事が探しにくいと感じたらココを見てくれるといいモン!
コメント