お母さんのお腹から、尻尾が見え始めると脱嚢が近くなっています。
そこで、心配になってくるのが子食いではないでしょうか?
いつまで警戒するべきか、どのような対策をするべきか不安になるのは当然のことです。
この話をする私も、子食いを経験した事があります‥。
今回は、フクモモを4匹育ててきて、子食いの辛い経験もある私が、
- フクモモが子食いする理由
- 子食いを防ぐ方法
- 起きてしまった後の行動
これからベビーが産まれてくる人に向けて、参考になれば嬉しいです。
フクロモモンガの子食いや共食いの原因って?
早速ですが、フクロモモンガの子食いはどうして起こるのでしょうか?
原因を知ることで、今後の対策の役に立つかもしれません。
フクロモモンガの子食いについて調べていくと、様々な考え方が有ることが分かりました。
例えば、
- 子食いは自然の摂理だからしょうがない
- 飼育下と自然は別物だから子食いは普通の事ではない
このように、真向に違う意見がありました。
私は後者の考えですが、前者を否定するつもりもありません。
ここでは、自然と飼育下での子食いの原因の違いについてお話しします!
自然界のフクロモモンガの子食い
自然界の場合、弱肉強食という言葉があるくらいで、将来強くたくましく生きていけるかを親が観察しているという意見もありました。
親に弱いと判断されれば、命を奪われてしまう!
他にあったのが、親のフクロモモンガも生きる為に、子を餌として考えてしまうという事でした。
飼育下のフクロモモンガの子食い
フクモモは、ペット歴が浅い動物なので、本能が強く残っているので、野生と同じ理由で起きることも考えられます。
さらには、早い段階で人の匂いをつけてしまって、食べられてしまうケースも‥。
ただ、飼育下と自然界での決定的な違いがあるとするならば、それは人が手助けや改善をすることが出来る事ではないかと思います。
親子の行動を観察して危ないなら改善をする。
知識として持っていくことが大事なポイントだと思いました。
フクロモモンガの子食いや共食いの対策は?
前提として、フクロモモンガの子食いは、対策をしないと繰り返し起こる!
ということを知っておく必要があります。
出産後にいきなりペアを離さない
経験談を見ていると、出産後に子食いの心配をするあまりに、生まれた直後にお父さんとお母さんを離して、子供をお母さんと一緒にしている人がいました。
あとから、お父さんを子供やお母さんと同じ場所に戻して、喰われてしまったというケースです。
これは、専門家ではないのでしっかりとした原因は分からないですが、ペアの仲が招いたかもしれないと思います。
このことから、一概にペアを離すのが子食いのリスクを下げるとは思えませんでした…。
一定期間内には人が触れないようにする
フクロモモンガは、子供が開眼するまでの間に人の匂いがつくと、その子供に対して攻撃的になるとの意見もありました。
ある程度、大きくなれば一方的にやられるリスクは減るとおもいます!
お母さんの餌の量を見直す
主な目安は、1.5倍でたんぱく質を増やすと言われているそうですが、個体によって、量は変わるのでしっかりと様子を見ていく必要があると思います。
餌を小鉢に入れているならば、餌が無くなる時間を、今までと比較しよう!
フクロモモンガのお母さんのストレスを溜めさせない
フクロモモンガは、産まれてすぐにお腹の袋の中で育てられます。
ですから、すぐに発見は難しいですが、お母さんにストレスを抱えさせないことが重要と言われています。
人間にも育児ノイローゼという言葉ありますが、フクロモモンガも同じだと私は思っています。
子食いを経験した人の中には、お腹にいる子供を早く見たい気持ちから、時間が許す限りケージの前に張り付いて観察していたそうです。
結果、夜の寝静まったときに悲劇が起こったそうです…。
観察することは大事だと思いますが、程々にしたほうがいいのかなと思いました。
フクロモモンガが子食いをしてしまった時は?
考えるのが辛いですが、万が一のケースを考えておきましょう。
発見したらすぐに対処を!
私も体験したことがありませんので、一般的な話をしていきます。
発見が遅れて跡形もないケースを除いては、今よりもひどい状態にならないように、ケージから別の場所に移動させることが重要とのことです。
他にも食べられる危険性がある子は避難させる
子供が食べられるケースが多いみたいです。
大人になると、一方的にやられることは少なくなるからかもしれません。
一度子食いをしたモモンガは、対策をしないと繰り返すことがあるみたいなので、他の子を別の場所に移すことも考えましょう。
亡くなってしまった子を供養する
私もココアちゃんを供養した経験があります。
私は家に火葬する車で来てくれるところで頼みましたが、他には土葬をしている人がいます。
いずれにしても、しっかりとした供養をしてあげることが最大の責任だと思います。
再発防止のために考える
ここまでで考えられる原因を、しっかりと考えてみましょう。
ここで注意したいのが、飼い主であるあなたが思い詰めないことです。
私もココアを無くした時に、責任を果たせなかったのではと悩んだことがあります。
その気持ちはよく分かりますが、亡くなってしまった子もそんなことを思ってはいません。
まとめ
いかがでしたか?
今回はフクロモモンガの子食いについてのお話でした!
記事のおさらい!
フクロモモンガの子食いの原因は?
- 子供を餌の対象として見てしまうから
- 将来、たくましく生きられないと判断したから
- 子供が小さいときに人の匂いが付いてしまったから
フクロモモンガの子食いの対策は?
- 出産後にいきなりペアを離さない
- 一定期間には人が触らないようにする
- お母さんの餌の量を見直す
- お母さんのストレスを溜めないようにする
フクロモモンガが子食いをしてしまったら?
- 発見したらすぐに対処をする
- 二次被害防止のため他の子供も避難させる
- 亡くなってしまった子を供養してあげる
- 原因をしっかりと考える
簡単な説明でしたが、これからベビーを迎える人に参考になればうれしいです。
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